【受付終了】11月8日(水)開催:水・土壌汚染研究部会セミナー(第119回)【会場開催】

PFAS(ピーファス)とは、有機フッ素化合物の総称です。その中でも代表的なものとして、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)の2つがあげられます。PFOSとPFOAは、熱や薬品、紫外線にも強く、水と油の両方をはじくという特徴を持っており、金属メッキ処理剤、泡消火剤、界面活性剤などの用途で幅広く使用されてきました。しかし、化学的にきわめて安定性が高く、難分解性であることから、仮に環境への排出が継続した場合には、長期的にわたって環境中に残留すると考えられており、環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されています。