サーキュラーエコノミーは、廃棄物の発生を抑制しながら、再利用を通じて資源を循環させる仕組みです。これにより、資源採掘や製造の際に発生する温室効果ガスの削減が期待されます。「資源消費を抑える」「製品を長く使う)」「資源を再生して使う」の3つのアプローチがあり、それぞれが温室効果ガス排出削減と連動しています。日本の温室効果ガス排出量のうち「資源循環が貢献できる余地がある部門由来の排出量」が約36%に上るとの試算もあり、「サーキュラーエコノミー(循環型経済、CE)社会への移行」カーボンニュートラル実現のために重要です。OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション(以下OZCaF)の「CEデザインプロジェクトチーム」では、①廃棄物を資源にする。②使用後の用途を設計した商品開発の仕組みを創る。③長く使い・捨てない仕組みをつくる といった資源が当たり前に循環する仕組み創りを目指しています。また、①コスト高への対応策検討、②ライフスタイル提案といった「資源循環が当たり前に流通する仕組みを目指しています。CEの実現に資する商品やサービスを提供すれば、それは同時に脱炭素にも大きく繋がり、企業価値の向上につながります。また、本セミナーでは、カーボンニュートラル実現に不可欠な「CO2排出の見える化」や、「SBT取得の意義・重要性」についても説明を行います。