4月18日(金)、就実大学経営学部経営学科の皆様にご来館いただきました。
当日はまず、「SDGsとは何か？」という基本的な問いから始め、国連が定めた「持続可能な開発」の定義についてご説明しました。その後、企業による具体的なSDGsへの取り組み事例をご紹介いたしました。
例えば、サラヤ株式会社は売上の1％を「ボルネオ保全株式会社トラスト・システム」に寄付し、熱帯林の保全に取り組んでいます。大栄環境株式会社では、産業廃棄物の最終処分場を「和泉リサイクル環境公園」として整備し、市民とともに環境づくりを進めています。
また、一般財団法人一般財団法人日本品質保証機構（JQA）は、製品の品質保証だけでなく、国際標準化機構(ISO)の規格を基に企業の仕組みに対する信頼性の保証も行っています。株式会社伊藤園は他企業と連携し、コラボレーションによるイノベーションを推進しています。山陽製紙株式会社では、男里川の水を借り、元の状態に戻して自然に返すという取り組みを行っています。
その他にも、岐阜プラスチック工業株式会社は用途に応じたバイオマスプラスチック容器の活用、阪急電鉄株式会社は回生ブレーキによる電力の有効利用、株式会社中村製作所は廃木材と廃プラスチックを融合させた耐久性の高いベンチの製造、株式会社パレットハウスジャパンは廃材を再利用して新たな命を吹き込み社会に再投入する活動など、多彩な事例をご紹介しました。
最後に、株式会社アクティオでは約230万台の重機の稼働状況を一括管理し、必要なときに必要な場所へ適切な機材をレンタルできるシステムを構築していることをご説明しました。
皆様が熱心に展示をご覧になっていたご様子が非常に印象的で、私たちスタッフにとっても大きな励みとなりました。
改めまして、就実大学経営学部経営学科の皆、このたびのご来館に心より感謝申し上げます。
またお越しいただける日を、スタッフ一同楽しみにお待ちしております。