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過去に来られた団体様一覧

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10月6日(土) 楽生会 様

一般団体

2018年10月6日

10月6日(土)は、楽生会の方々が見学にいらっしゃいました。皆様、スタッフの説明にとても熱心に耳を傾けてくださいました。
資源リサイクルセンター株式会社松田商店のブースでは、ペットボトルをリサイクルした商品をご覧いただきました。マグカップをご紹介し、リサイクルコストを低減したり、長く使ってもらえるような性能・デザインの工夫がなされていることをお伝えしました。
株式会社伊藤園のブースでは、お茶をしぼった後の茶殻を様々な素材と混ぜ合わせて作られている商品群を見ていただきました。現在、150社以上と茶殻入り製品を共同開発しており、年間6万トンにも達する茶殻を多くの会社と一緒に減らしていこうとされていることをご理解いただきました。
株式会社エフピコのブースでは、スーパーマーケットと消費者と一体になって世界で初めての「トレーtoトレー」リサイクルシステムを作り上げていることをご説明しました。
また同社は障がい者雇用では4年連続で日本のトップであること、しかも障がい者の個性を活かした会社になくてはならない人材として重用していることをお伝えしました。
株式会社パレットハウスジャパンのブースでは、従来、廃棄処理されていた木製パレットが家具に生まれ変わるプロセスを説明しました。「廃棄物も工夫次第で立派な商品に生まれ変わること」、「廃棄物はお金を出して買ったものの一部だから、捨てる事はお金を捨てているのと同じ」ということをご理解いただきました。
3Rコーナーでは、日本は法律(循環型社会形成推進基本法)で「リデュース、リユース、リサイクルの順に優先順位が高く設定されている」ことを説明しました。ただリサイクルをした方が環境負荷が小さくなることもあり、その一例として輸送時の環境負荷を大幅に削減する(発泡スチロールの減容化ブロック)の現物を見ていただきました。
環境防災ゾーンでは、第一コンテク株式会社のプールや池の水を飲料水に変える手動式浄水(造水)システムをご覧いただきました。近年、台風や洪水、地震(津波)などのリスクが高まってきています、複数の災害が同時に発生することも含めた防災対策を事前に地域の人と話し合っておくことの大切さを強調しました。
楽生会の皆様、どうもありがとうございました。